ヘルスの高木の風俗日記

2016年01月10日 愛とヘルス(前編)

2016/01/10
ファッションヘルス 1
難波 長身 Kさん
ヘルスの予約をした直後に夢精するという大失態をやらかしたヘルスの高木。予約をキャンセルする訳にもいかず、亜鉛と栄養ドリンクを摂ってヘルスに臨むことになった。中0日のヘルスは過去に一度だけあるが、今回は射精してから半日程度しか経っていない。不安を抱えつつもヘルスの街なんばに。

新年のヘルス初めの相手は何度も通ったお気に入りのKさんである。この子以外は考えられなかった。もうすぐ店を辞めてしまう彼女にもう一度会っておきたい。最高の新年は金で買う最低の男がそこにいた。10回以上遊んだヘルス嬢は、この高木が心を許せる相手になっていたのだ。

ヘルス店では的あてじみたイベントをやっており、エレベーター前で待つヘルス嬢と客が二人でボールを投げるというものだった。まず高木がボールを投げ、女の子もボールを投げた。景品は割引券だった。女の子とふたりで勝ち得た割引券。そっとポケットにしのばせた。

「あけましておめでとうございます」と、ヘルス嬢に新年のご挨拶。手を繋ぐと勃起するペニス。射精できるか不安はあったが、どうやら射精はできそうだった。ベッドに腰を掛けると、ほっと一息ついていた。ラスト・ヘルスに思いを懸けて、今日は80分コースで指名していた。

美しい顔、スベスベの肌、会った時から変わらない。これが最後のヘルスであるのだと噛み締め、Kさんの肉体をジロジロと眺めるキモオタク。チューをして服を脱いでもらう。続いてヘルスも服を脱ぐ。ボロンと飛び出すチンポ。大丈夫、大丈夫、いける。女の子に誘われねシャワールームへ移動した。

シャワーでちんちんをゴシゴシと洗ってもらう。女の子の美しい顔を見下ろして感慨に耽る。体を洗ってもらうとマットプレイをお願いする。肉体と肉体を重ね合わせておこう。この感覚を心と身体に刻みつけるんだ。ローションを塗り塗りしながらマットでマッサージをしてもらう。

女の子の指が、乳首や肉棒に這う。久しぶりのマットだったからなのか、昨日射精して神経が研ぎ澄まされていたのか、あまりにもくすぐったかったので、マット上でキモオタは気持ち悪く跳ねた。仰向けになり、女の子が上から被さる。熱いチューを交わす。このためにリップ・クリームを塗ってきた。

そして、美女の口がパクリと肉棒を咥え込んだ。やらしくチンポしゃぶる顔さえも愛おしい。口内の温かさを感じながら聞いた。

「口の中に出してもいい…?」

「うん……。」

口内射精のOKをもらった。あとは射精コントロールして射精(だ)すだけだ。ただ、今日の高木は射精に若干の不安を感じていた。

「今日はあんまり出ないかも…」

「え?」

おれは昨日の夢精エピソードを彼女に打ち明けた。

「エッチな夢とか見たの?」

「うん」

「えーっ!そうなん!」

非健常会話。

ここでおれは夢精に関する薀蓄をヘルス嬢に語り始めた。ウィキペディアで読んだ夢精話をヘルスで語るヘンな客だと思ったかもしれない。それでも女の子は笑って聞いてくれていた。何だろうか、この子には何でも話せる気がする。自信を持って夢精話をしていた。

ベッドに戻り、シックスナインをお願いする。美女が全裸で跨がり全開の性器が顔の前に降りてくる。壮観の一言である。指でオマンコを開くと、薄暗いながらもピンクの肉が見える。顔を近づけクンクン匂いを嗅ぐ。どんな手入れをすれば性器から良い匂いがするのだろう。美女のマンコは臭くない。

シックスナインで性器を舐め合いながら、ある感覚が高木を襲ってきた。チンポが痛い。マットで長いことフェラチオしてもらったからなのか? 思わず声が漏れてしまった。女の子はフェラチオを止める。口では射精(い)けそうにない。手コキしてもらおう。そう考えたのだが……。

なんとチンポが不完全勃起になっている。不眠でヘルスに来た疲れが出たのだろうか、精力が尽きたのだろうか。答えはそのどちらでもなかった。頭の中ではこう思っていたのだ。「もう射精はしなくてもいい−−」と。

「今日は不射精(で)ないかも」

「えーっ、もったいないよ。」

その言葉は嬉しかった。ヘルス客が射精しないなら射精しないで仕事が楽になるはずだが、女の子はすぐにそう言ってくれた。

「だって今日来るのが最後でしょ?」

ラスト・ヘルスが不発に終わるのもアリかもしれない。それもまたヘルス。

だが、高木は諦めの悪い男であった。かつては惚れたヘルス嬢のためにリピートを繰り返した。おれはこの子が完全に好きになっていた。そうでなければ10回以上も通っていない。叶わない恋だと知っている。おれはこの子の本名さえ知らない。ただ、でも、最後の最後までヘルス客であり続けたい。

「まだ来る予定ある?行けたら行くよ。いや、行けたらじゃなく、絶対に行くよ。」

長く付き合ってきたヘルス嬢が好きになり、部屋の中では心が通い合う関係になっていた。エレベーターでチューをして、おれは「またね」と力強く言った。店を出ると太陽が眩しく照らしていた。

愛とヘルス(後編) に続く
関連記事

Comments 1

There are no comments yet.

ちょんのま

いつも

楽しく拝見させていただいております、ありがとうございます。高木さんのヘルス嬢にかける愛情の深さがいかほどのものか、というのが記事を見るにつけ感じられました。馴染みのお嬢とのお別れは辛いですよね。

また見に来ますのでよろしくお願いします。

2016/01/11 (Mon) 23:55