風俗嬢のドタキャンについて

　最高の夏の思い出を作ろうとした最低の男ヘルス高木。オリンピックを見ながら風呂に入り、ムダ毛を剃り、コンタクトレンズを装着してヘルスの街に乗り込んだ。だが店に着いたらヘルス嬢がドタキャンした。なんなんだこの人生は。

　風俗嬢が出勤予定にも関わらずドタキャンをされた経験はありますか？

　ヘルスの高木も風俗に予約を入れて、当日に出勤キャンセルされた経験が何度もあります。

　風俗に備えてイメージを蓄え、チンポを戦闘態勢にしたあとのキャンセルは厳しいものがあります。

　「風邪でも絶対に休めないあなたへ－－－」などいうCMまである異常な労働環境の日本ですが、風俗の仕事は特殊であり、出勤予定でも当日欠勤することは意外にあります。それは風俗と風俗嬢が特殊な仕事であるからでしょう。

【風俗嬢はなぜドタキャンが多いのか】

一、風俗嬢は時間を守れない人間が多い

　風俗は、人気嬢であれば週4も出勤すれば月100万はくだらないというような世界です。そのため、毎日コツコツと稼ぐ感覚はなく、少しぐらい休んでも良いかという考えになります。店のほうも女の子に出勤ノルマは課していません。女の子も地道に働けないタイプの子が多いです。夜中まで遊んで昼まで寝て、起きて風俗に行くような生活をしている子もいます。

一、風俗の仕事は精神的・肉体的な負担が凄い

　風俗は肉体を使った性的サービスを提供してリピーターを増やして稼ぐ仕事であり、給料も一般の仕事とはかけ離れています。そしてハードな仕事です。全裸になって身体を差し出し、唇を奪われる、乳房を吸われる、性器を触られる、そして男性器を口に含んで射精させます。射精が遅い客であったら何十分もチンポをしゃぶり続けなければいけません。客に説教をされても笑顔でいなければいけません。心身共にハードな仕事です。風俗で働くと太る子が多いです。不規則な生活時間、食事、ストレス・・・身体にとって優しい仕事ではありません。

【風俗嬢がキャンセルすると、店はどう対応するのか】

一、別の子を勧めてくる

　客が予約キャンセルした場合は二度と店を使わせないと脅してくる癖に、店側に落ち度があった場合は大した補償もなく、それどころか待機中の不人気嬢や新人嬢を勧めてきます。風俗に来るような男は射精目的だろうとナメて掛かってきます。しかしこれは断ることも可能です。

一、予定の調整に追われる
　ドタキャンがあった場合に店側が苦労するのは予約客への対応です。予約客にキャンセルの連絡を入れていかなくてはならず、ホームページの出勤速報等も書き換えなければなりません。これが失敗すると、客に見捨てられるのでいい加減にすることができません。さらにドタキャンした嬢への指導も必要です。同じことを繰り返されると店側の信用もなくなるからです。

【ドタキャンした風俗嬢はその後どうなるか】

一、店をやめる

　仕事をドタキャンするのは、必ずしも体調不良が原因ではありません。店員への不信感や、注意されたことに逆ギレするなど、この店で働くのが面倒臭いという感情が出ると「辞めても良いか」という気分になります。風俗嬢の武器は肉体なので、需要はいくらでもあります。別の店に移籍したり、他府県に出稼ぎに行くような行動力が風俗嬢にはあります。風俗嬢のマインドは、どうで捨て身の一踊りなのです。

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